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新撰組局長 近藤勇 の世直し
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 高地主教が捏造文書を全国の聖公会などに送付したのは、

昨年の1月だった。例の1月29日付の文書だった。あの中

に書かれている嘘については「糾す会」の堀江氏ご自身が一

斉メールで暴いているが、鞍馬天狗が被害者のお父様と会見

したのは、堀江氏の仲介によるものだったと、鞍馬天狗自身

が証言している。彼奴が被害者のお父様に会ったのは、昨年

の12月のことだ。


 高地主教はあの文書で次のように書いている。

 「被害者の関係者の方は、『当事者でない者はどんなにで

も騒ぎ立てることができるが、当事者はこの事件について考

えるだけでもつらくしんどい思いを持っている。流された文

書を読んで励ましの手紙をくれる人もいるが、それによって

かえって家の中が暗くなってしまう、、、』『審判廷への申

し立て人の一人になってほしいと、文書を流している人から

頼まれたけれども、最高裁の判決も出ていて、しかも審判廷

はいわば教会の内輪の人間が行うのであるから信用できない。

それで、申立人になることは断わった。その方には1月中旬

に手紙を書いて今までのことについて礼を述べ、もらった文

書類も返した』と最近語ってくださいました。」

 被害者のお父様が「糾す会」に返したのは、審判廷に関す

る書類だけで、被害者とお父様の間の関係はいまだに崩れて

いない。それだけではない。「騒ぎ立てる」という言葉は使っ

ていない。つまり、高地主教は京都教区に都合のいいように

あの文書を書いており、被害者のお父様と「糾す会」の分断

工作をも目論んで、あの文書を流したとしか考えられない。


 また「現在、私どもは被害者の関係者の方とコンタクトを

取り続けておりまして、まだ十分に納得していただくところ

にまでは達しておりませんが、和解への努力を続けていると

ころです」と書いているが、高地主教は被害者に対して何を

したかという具体的なことに関して何ら述べていない。何も

していないのだから、書けるはずもあるまい。被害者の父親

が京都教区に対して要望していたことは、武藤主教と古賀司

祭が教育関係の仕事から退くことと、原田文雄司祭の復職を

決定した常置委員会の詳しい報告だけである。高地主教はこ

の二つを回避するためにしか行動していないと言える程に、

「糾す会」への圧力をかけようとしていた。特に、弁護士事

務所を通して、業務妨害になるからファックスなどで文書を

送るなということを「糾す会」に言ってきたそうだが、原田

文雄司祭の性的虐待事件を隠蔽しようとしている人間がこう

した文書を送りつけるとは、実に笑止千万である。


 そして、宮嶋眞司祭司祭は先日「(裁判記録を)見ようが

見まいが私の自由だ」という発言をしている。あの裁判記録

に関しては、日本聖公会京都教区の一番の責任者である高地

主教でさえ読んでいない。呆れた話だ。自分の部下が性的虐

待で慰謝料請求裁判を起こされ、その判決が確定したという

のに、それを閲覧していない。ただし、原田文雄司祭の弁護

士の手元には判決文などのコピーがあるであろうから、それ

を読んでいることも考えられるが、あの裁判記録を読んでい

ながら原田文雄司祭を庇い、聖光幼稚園長としての退職金支

給に賛成したのだとしたら(高地主教も聖光幼稚園の理事)、

宗教教団の長として、言い換えれば日本における法的な保証

を受けている宗教法人の長として、極めて重大なミスを犯し

ていることになる。


 その高地主教が、去年の1月にあのような捏造文書を全国

の日本聖公会の教会と関連団体に送付しているのである。あ

の文書の最後にはこう書かれていた。

 「なお、この文書は被害者の関係者の方の了解のもとに出

しておりますことを申し添えます。」

 被害者のお父様はしかし、あの文書を見た覚えはないし、

それ故に承認した覚えもないとおっしゃっている。こうした

ことを一般に「捏造」というのではないのか。


 高地主教は何故、高等裁判所の判決が確定した時点で、原

田文雄司祭を終身停職にすべく審判廷を開かなかったのか。

審判廷を経ずしていかなる懲戒もできないと、日本聖公会法

憲法規にはっきりと記されている。つまり、日本聖公会京都

教区は、確定した高等裁判所の判決で、請求額の満額の慰謝

料と裁判費用の全額を支払いように命じられた原田文雄司祭

に対して、なんら正式な処分をしていないことになる。しか

も、他に被害者が出てきたことを理由に原田文雄司祭の加害

行為はあったと認めているのだが、何故高等裁判所の判決が

確定した段階で正式な処分をしなかったのか。他に被害者が

名乗り出なければ、原田文雄司祭の加害行為は被害者の妄想

によるものだとし続けるつもりだったのか。


 いい加減で高地主教をはじめ歴代の常置委員は自らの過ち

を認め、審判廷の決定に身を委ねるべきだ。それしか残され

た道はないだろう。京都教区内の性的虐待事件で、教会員で

ある女性の被害者の側に立たず、加害者である原田文雄司祭

を擁護し続けてきたのだから。そして、教会として最悪の判

断をしただけでなく、日本全国の日本聖公会の教会に対して

あのような文書を出したのだから、日本聖公会の管区の審判

廷は高地主教や常置委員経験者に対し、最低でも有期停職の

処分を宣告しなければならないだろう。

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